不適切な物品調達問題の再発防止策につきましては、県議会をはじめ県民の皆さまからのご意見を踏まえ、種々の対策を講じているところではありますが、この度、その一環として検討しておりました公金支出情報及び随意契約情報についてインターネットでの公開を開始いたします。
公金支出情報だけではその内容が分かりにくい交際費につきましても、支出内容が分かるように工夫いたしました。
さらに、一定額以上の契約情報(既に公表している建設工事関係を除く。)についてはその入札状況を、また、限度額を超えて行った随意契約につきましてもその理由を記載することといたしております。
今回、このような公金支出情報等の公開に踏み切りましたのは、今後このような問題を二度と起こさないためには、常に県民の皆様の目線にたって公金の取り扱いを行うとともに、再発防止策を着実に実施し、管理職はもとより職員一人一人が深く反省し、公務員として強い倫理意識をもって仕事に当たることが重要と考えたからであります。
つきましては、県民の皆さまからのご意見を賜りながら公金支出の透明性をなお一層高め、再発防止の充実・徹底に努めてまいりたいと存じますので、忌憚のないご意見を賜りますよう宜しくお願いいたします。
平成19年10月1日
長崎県知事 金子 原二郎